【1日目】お遍路×ソロキャンプ×ハンターカブの旅

四国八十八ヶ所お遍路の旅をベースに、「ソロキャンプ」×「ハンターカブ」の要素を組み入れた旅をしたら面白いのではないかと考えて実施してみました。

結論は、結構大変でしたがとても楽しかったので、今後125㏄バイクでのお遍路を考えている人の参考になればと思い、記録を残しておくことにしました。

【準備編】お遍路×ソロキャンプ×ハンターカブの旅

1.関西→霊山寺への移動

2.1番札所 霊山寺

3.2番札所 極楽寺

4.3番札所 金泉寺

5.本日の寝る場所

1.関西→霊山寺への移動

バイク関連とキャンプ関連の準備が整ったところで、早速、お遍路旅に出ることにしました。

そこで問題となるのが、徳島にある1番札所 霊山寺まで、どうやって行くかです。

といのも125㏄のバイクは、高速に乗ることができません。

つまり、明石大橋→淡路島→鳴門大橋→徳島というゴールデンルートは使えないわけです。

そこで、利用することとなるのが、神戸港と高松港を結ぶジャンボフェリーです。

神戸港 6:00発→高松港10:45着のジャンフェリーに乗船しました。

神戸港のチケットカウンター

片道の運賃は、乗船代 1900円+125㏄以下バイク 1500円で、合計3400でした。

神戸港を出港すると、明石大橋をくぐり、小豆島経由で高松港を目指します。

出港後、4時間45分で高松港に到着しました。

高松港に到着したジャンボフェリー

フェリーが到着する香川県の高松港から四国一周バイク旅がスタートします。

まずは、高松港から徳島県の1番札所、霊山寺を目指し、国道11号線で約60㎞の行程となります。

ハンターカブ購入後の初めてのロングツーリング、カブが採用しているロータリー式の変則システムにも不慣れ、交通量の多い国道の3重苦で、緊張しながら一番札所を目指しました。

途中、国道11号線沿いに本格手打ちさぬきうどんのお店「源内」さんがありましたので、「かしわ天カレーうどん」を頂きました。

2.1番札所 霊山寺 (ご本尊:釈迦如来)

1番札所 霊山寺に到着

1番札所 霊山寺に到着後、最初に隣接する遍路用品の店でお遍路グッズの入手しました。

私が1番札所で購入したもの
①納経帳(必需品)
②白衣(札所めぐりの正装)
③輪袈裟(参拝の正装具)
④経本(必需品)
⑤納め札 白色(必需品)
⑥線香、ロウソク、ライター(必需品)

私が家から持参したもの
①数珠

①納経帳(必需品)

各札所の参拝の最後に納経所で御朱印を頂く時に使用します。

御朱印を頂くための納経料は、各札所300円88ヶ所で合計26,400円が必要となります。

結構お金がかかりますが、御朱印が集まってくると、お遍路の途中の励みとなりますし、すべての御朱印を集めると来世への旅路に導いてくれるといわれていますので必需品となります。

②白衣(札所めぐりの正装)

白衣を着用すると、お遍路としての自覚にもなり、心を引き締めてくれます。

私は、夏だった為、半袖の上着の白衣を購入しました。

③輪袈裟(参拝の正装具)

札所に入る前に白衣の上から首にかけて使います。

札所内のトイレに行くときは、必ずはずします。

④経本(必需品)

札所の本堂と大師堂で納経(お経を唱える)する際に使用します。

納経初心者には、文字の大きい経本の方が使いやすいと思います。

⑤納め札 白色(必需品)

納め札には、氏名、参拝日、住所を記入して、本堂と大師堂に各1枚納めます。

納め札には、白、緑、赤、金、銀の種類がありますが、初心者は白色の納め札を使用します。

札所めぐりが5回目以上の人は緑色、8回以上は赤色、25回以上は銀色、50回以上は金色の納め札の使用となります。

⑥線香、ロウソク、ライター(必需品)

本堂、大師堂で各ローソク1本とお線香3本を使用します。

途中使い切ったら、札所やコンビニで補充します。

コンビニのライターは、子供が火遊び防止のため、着火には非常に力がいり、イライラしました。

よって、100円ショップ等でチャッカマンを購入されることをお勧めします。

お遍路グッズが揃ったところで、札所めぐりスタートです。

霊山寺は「一番さん」の愛称で親しまれている札所。

壮大な山門

ここから四国は八十八ヶ所札所めぐり全行程はおよそ1460キロがスタートすると思うと気が引き締まります。

多宝塔(江戸時代の建造で、五智如来像が祀られている)

山門をくぐると左手に多宝塔、右手に池と大師堂、正面の先に本堂があります。

大師堂

3.2番札所 極楽寺 (ご本尊:阿弥陀如来)

極楽寺 本堂

4.3番札所 金泉寺(ご本尊:釈迦如来)

朱塗りの仁王門

弘法大師が泉を発見したことから金泉寺(こんせんじ)の名前がつけられてました。

この井戸をのぞいて顔が映れば3年長生きできるそうです。

5.本日の寝る場所

宮川内ダム公園キャンプ場(無料)

蛇口があるので水が使えます。

トイレは、道路を挟んだ先にある道の駅どなりのトイレを利用する事になります。

私がキャンプした日は、他に4組のバイクの人がキャンプしていました。