四国八十八ヶ所お遍路の旅をベースに、「ソロキャンプ」×「ハンターカブ」の要素を組み入れた旅をしたら面白いのではないかと考えて実施してみました。
結論は、結構大変でしたがとても楽しかったので、今後125㏄バイクでのお遍路を考えている人の参考になればと思い、記録を残しておくことにしました。
【準備編】お遍路×ソロキャンプ×ハンターカブの旅
【1日目】お遍路×ソロキャンプ×ハンターカブの旅
【2日目】お遍路×ソロキャンプ×ハンターカブの旅
1,般若心経について
2.12番札所 焼山寺
3.13番札所 大日寺
4.14番札所 常楽寺
5.15番札所 國分寺
6.16番札所 観音寺
7.17番札所 井戸寺
8.18番札所 恩山寺
9.19番札所 立江寺
10.本日の寝る場所
1.般若心経について
本堂と大師堂での読経の中心は「般若心経」となります。
正式には「般若波羅密多心経(はんにゃはらみったしんぎょう)」という名称の経典になります。
この経典は、260文字の短いお経のなかに深い教えをたたえており、般若心経をよく知ることは、お遍路の旅を充実させることにつながります。
理由は、88ヶ所の本堂と大師堂でトータル176回も読経することとなるので、経典の内容を理解した上での読経は大変価値のあるものとなると思います。
そこで、私が般若心経を理解するために用いた書籍を紹介します。
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数多くの般若心経を解説した書籍が発売されていますが、この書籍は絵本でかつ平易な表現で理解しやすくなっていますので、お遍路前には一読しておくことをお勧めします。
また、札所で読経する際に戸惑うのは、どこで区切ればいいのかが分からないことです。
対策としては、般若心経を読経しているユーチューブを参考にして、自分の経本の中に区切りの印をつけておきました。
2.12番札所 焼山寺 (ご本尊:虚空蔵菩薩)
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1番札所からスタートして最初の難所が焼山寺です。
こうした難所を「遍路ころがし」といいますが、938mの焼山の8合目に位置する焼山寺は、四国霊場で2番目に高い山岳札所であり、11番札所の藤井寺から歩くと健脚者でも6時間以上はかかる道のりです。
実際、私はバイクでの参拝でしが、この山道を歩いて焼山寺を目指しているお遍路さんを追い越した際は、徒歩でのお遍路の過酷さを思い知りました。
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3.13番札所 大日寺 (ご本尊:十一面観世音菩薩)
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鮎喰川のほとりに位置するお寺、境内に入ると正面に合掌の形をしたモニュメントの中に「しあわせ観音像」が安置されています。
4.14番札所 常楽寺 (ご本尊:弥勒菩薩)
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境内はゴツゴツした岩が波打っており、ダイナミックで荒々しい景観が楽しめます。
また、常楽寺は88ヶ所の中で唯一の弥勒菩薩のお寺でもあります。
5.15番札所 國分寺 (ご本尊:薬師如来)
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14番札所の常楽寺からわずか800mの距離に位置する 國分寺 です。
拝観料が300円かかりますが、国指定の豪快な石組みの名勝庭園を観ることができます。
この庭園は、京都の東福寺の庭で有名な昭和を代表する作庭家「藤森三玲」にも影響を与えたといわれています。
6.16番札所 観音寺 (ご本尊:千手観世音菩薩)
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本堂内には、炎に包まれた女性が描かれた奉納額が掲げられています。
絵のことが気になる人は、そのエピソードを確認してみて下さい!
7.17番札所 井戸寺(ご本尊:七仏薬師如来)
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弘法大師が掘った井戸があることからお寺の名前がつけられています。
朱色の仁王門は八十八ヶ所の札所の中でも類を見ないほどの大きさです。
また、弘法大師が掘った伝説の井戸で、覗き込んで自分の姿がうつれば無病息災、うつらなかったら3年以内の厄災に注意することとされています。
8.18番札所 恩山寺 (ご本尊:薬師如来)
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弘法大師がこの寺で修行をしていたころ、弘法大師の生母・玉依御前が讃岐の善通寺から訪ねてきた。
だが、寺は女人禁制、大師は7日間の秘法を修し、女人解禁の祈願を成就して母君を迎えることができた。
母君は剃髪をして出家され、その髪を奉納されたので、弘法大師は山号寺名を「母養山恩山寺」と改めれています。
9.19番札所 立江寺 (ご本尊:延命地蔵菩薩)
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立江寺は関所寺と呼ばれており、よこしまな心を持った人は、このお寺から進めなくなるそうです。
私は無事、通過することが出来ました。
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10.本日の寝る場所
前川キャンプ場(無料)
勝浦川沿いにある無料のキャンプ場で、キャンプ場の上にある民家に記帳してキャンプをさせてもらいました。
設備はトイレ、炊事棟、バーベキュー設備、水シャワーがあります。
当日は、私一人だったので心細かったです。