【4日目】お遍路×ソロキャンプ×ハンターカブの旅

四国八十八ヶ所お遍路の旅をベースに、「ソロキャンプ」×「ハンターカブ」の要素を組み入れた旅をしたら面白いのではないかと考えて実施してみました。

結論は、結構大変でしたがとても楽しかったので、今後125㏄バイクでのお遍路を考えている人の参考になればと思い、記録を残しておくことにしました。

【準備編】お遍路×ソロキャンプ×ハンターカブの旅
【1日目】お遍路×ソロキャンプ×ハンターカブの旅
【2日目】お遍路×ソロキャンプ×ハンターカブの旅
【3日目】お遍路×ソロキャンプ×ハンターカブの旅

1.20番札所 鶴林寺

2.21番札所 太龍寺

3.22番札所 平等寺

4.23番札所 薬王寺

5.本日の寝る場所

1.20番札所 鶴林寺 (ご本尊:地蔵菩薩)

12番札所 焼山寺に続く「遍路転がし」のお寺。

標高470メートルの鷲が尾の山頂にあり、風光明媚な霊山に境内があります。

樹齢千年を超すような老杉、巨木が参道を覆っており、仁王門では運慶の作と言われている金剛力士像を観ることができます。

この険しい山の上に三重塔がつくられていることにも驚きました。

2.21番札所 太龍寺 (ご本尊:虚空蔵菩薩)

20番札所 鶴林寺を下り、県道19号線を進み、多くの人は太龍寺ロープウエイを使用されます。

というもの、太龍寺も標高600mの山中にある3つ目の「遍路転がし」のお寺だからです。

私は125㏄バイクで小回りが利くため、お寺までバイクで登りました。

「西の高野」とも称される境内には、古刹の霊気が漂い、非常にスケールの大きなお寺です。

3.22番札所 平等寺 (ご本尊:薬師如来)

弘法大師により掘られた霊泉が涌くお寺。

弘法大師が掘られた霊水の湧く井戸は、男厄除坂の左下にあり、日照りでも枯れることなくこんこんと湧き出ています。

4. 23番札所 薬王寺(厄除薬師如来)

徳島県最後の札所、ウミガメの産卵で有名な日和佐海岸を見下ろす山の中腹にお寺があります。

厄除けの寺院としては全国的に有名で、海の近くの札所のため、開放感があります。

薬王寺の駐車場に隣接する施設で、お風呂に入ることができ、洗濯機も併設されていたので、徳島の札所での汚れと疲れを落とし、その後、高知県の室戸岬のキャンプ場に向かいました。

薬王寺から次の室戸岬の24番札所までは、75㎞の距離があり、徒歩だと3日間の道のりであり、歩きお遍路の過酷さが良くわかります。

実際、お遍路のコースは国道沿いのため、何人ものお遍路の方々を見かけました。

5.本日の寝る場所

室戸岬夕陽ケ丘キャンプ(有料)

【料金】テントサイト(20サイト)1100円(税込)
【施設】水洗トイレ、炊事場、バーベキューカマド、温水シャワー(24時間利用可)

室戸岬頂上付近にあり太平洋を見ることもできます。

今回の四国一周旅行のキャンプ場の中では、最も料金が高かったですが、芝生が綺麗に整備されており、太平洋からの風も感じることができ、非常に快適に過ごすことが出来ました。