【5日目】お遍路×ソロキャンプ×ハンターカブの旅

四国八十八ヶ所お遍路の旅をベースに、「ソロキャンプ」×「ハンターカブ」の要素を組み入れた旅をしたら面白いのではないかと考えて実施してみました。

結論は、結構大変でしたがとても楽しかったので、今後125㏄バイクでのお遍路を考えている人の参考になればと思い、記録を残しておくことにしました。

【準備編】お遍路×ソロキャンプ×ハンターカブの旅
【1日目】お遍路×ソロキャンプ×ハンターカブの旅
【2日目】お遍路×ソロキャンプ×ハンターカブの旅
【3日目】お遍路×ソロキャンプ×ハンターカブの旅
【4日目】お遍路×ソロキャンプ×ハンターカブの旅

1.24番札所 最御崎寺

2.25番札所 津照寺

3.26番札所 金剛頂寺

4.27番札所 神峰寺

5.28番札所 大日寺

6.29番札所 国分寺

7.本日の寝る場所

1.24番札所 最御崎寺 (ご本尊:虚空蔵菩薩)

「修行の道場」とされる高知県の最初の札所、太平洋の室戸岬の突端にあるお寺です。

海岸沿いにある若き日の弘法大師が苦修業を重ねられた「御厨人窟(みくろど)」という2つの洞窟は必見です。

この洞窟の中で、弘法大師は真言密教の秘法である虚空蔵菩薩の真言を100万回唱え、口の中に明星が飛び込んでくるという神秘体験をされ、悟りを開いたとのことです。

洞窟の中から見えた風景が“空と海”だったので「空海」の法名を得たと言われています。

2.25番札所 津照寺 (ご本尊:かじとり延命じぞう菩薩)

室津港を見下ろす小山の上にたたずむお寺です。

土佐藩主・山内一豊が室戸の沖で暴風雨に遭遇した時、何処からともなく大僧が現れ船の楫を取って無事室津の港に入港させた。
ほっとした所で大僧の姿が見えないが、津寺へ参詣してみると本尊地蔵菩薩の御体が濡れており、大僧が本尊地蔵菩薩であった事がわかったことより「かじとり地蔵」と呼ばれるようになったとのことです。

3.26番札所 金剛頂寺 (ご本尊:薬師如来)

室戸岬から海岸沿いに西北に向かうと、土佐湾につき出した小さな岬があり、その岬の頂上にあるのが金剛頂寺です。

室戸三山の1つ「西寺」の通称でも親しまれています。

4.27番札所 神峰寺 (ご本尊:十一面観世音菩薩)

神峯山中腹の標高450メートルにあるお寺です。

26番札所から33㎞の道のり、かつ急坂の上にあることより土佐の「関所寺」と言われています。

徒歩だと、本当に過酷な道のり、まさに高知県は「修行の道場」です。

5.28番札所 大日寺 (ご本尊:大日如来)

檜と松を使って、釘を使わず木組みだけで造られている本堂です。

6.29番札所 国分寺 (ご本尊:千手観世音菩薩)

「土佐日記」で有名な平安時代の歌人・紀貫之(きのつらゆき)が土佐の国司として赴任していた時の屋敷が、このお寺の近くにあり、住職を信仰を温めていたと言われています。

7.本日の寝る場所

高知県立種崎千松公園キャンプ場(無料)

観光名所「桂浜」から橋を渡った反対側の海沿いのキャンプ場です。

公園内には、水場、トイレも完備、広大な公園なのでテントを張る場所には困りません。

私が泊まった日は、バイクのソロキャンパーや家族でキャンプを楽しんでいる人が多くいました。