リストラによる早期退職の「メリット」は?

私の場合のリストラによる早期退職のメリットは以下の通りです。

自分のケースで各項目を少し捕捉します。

①通常退職金の確定
私の場合は、年功序列の崩壊に伴う通常退職金額の減額に対する恐怖感から早期退職を選択しているため、この通常退職金の確定が最も大きなメリットでした。

②割り増し退職金の上乗せ
しかし、老後に年金生活+通常退職金では不安の為、どうせ会社を辞めるのであれば、ゲットすべきお金ですね。
〈参考〉
退職理由別の退職給付の平均額
勤続20年以上かつ45歳以上の退職者、大卒の場合
自己都合退職  1,519万円
早期優遇退職  2,326万円
厚生労働省 「平成30年 就労条件総合調査の概況 退職給付の支給実態」

③会社都合による退職扱い
実際、自分が失業し、失業手当を受給し始めると、これ実感しますよ。
受給日数が倍以上違いますから・・・
さらに7日間の待機期間後からすぐに失業手当を受け取れます。

ちなみに私の場合、満額支給となると
1日支給額 8330円、支給期間 330日となり、合計で約275万円が支給される予定です。
さらに有難いのは、この失業手当には税金がかからないことです。

退職理由 年齢 被保険者期間:20年以上
自己都合の退職 全年齢 150日
会社都合の退職 45歳以上60歳未満 330日

③再就職支援
私の場合、パソナの再就職支援サポートを受けています。
実際、面談を受けてみるとありがたい支援です。

〈私が考える再就職支援サポートのメリット〉
・失業保険受給要件(月2回の求職活動が必要)の1回としてカウントできる
・悩みを聞いてくれ、自分の気づかない面からのアドバイスをもらえる
・他失業者が取り組まれている活動の情報がもらえる

〈私のパソナ担当者の失業者担当者数の推移〉
・2020年12月時点 30名
・2021年3月時点   90名
世間では、すさまじい勢いでリストラが広がっていることを感じます。

次回のブログでは逆に早期退職のデメリットを整理してみます。
【早期退職⑥】早期退職のデメリットは?

【書籍紹介】
業界を問わず、自分の会社でいつリストラが始まるかわかりません。
リストラ対策は、事前に行っておくことが肝要ですので
まずは、リストラを行う人事部門の考えを知りたいと思いませんか??

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