四国八十八ヶ所お遍路の旅をベースに、「ソロキャンプ」×「ハンターカブ」の要素を組み入れた旅をしたら面白いのではないかと考えて実施してみました。
結論は、結構大変でしたがとても楽しかったので、今後125㏄バイクでのお遍路を考えている人の参考になればと思い、記録を残しておくことにしました。
【準備編】お遍路×ソロキャンプ×ハンターカブの旅
【1日目】お遍路×ソロキャンプ×ハンターカブの旅
1.お遍路のお作法
2.4番札所 大日寺
3.5番札所 地蔵寺
4.6番札所 安楽寺
5.7番札所 十楽寺
6.8番札所 熊谷寺
7.9番札所 法輪寺
8.10番札所 切幡寺
9.11番札所 藤井寺
10.本日の寝る場所
1.お遍路のお作法
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①山門で合唱、一礼する
②手洗いで、手を清める(コロナで中止中)
③鐘を撞く(禁止のお寺もあり)
③本堂へ参拝
④大師堂へ参拝
⑤納経所で御朱印をもらう
私の場合、①~⑤までを行うと1つの札所で30分以上かかりました。
効率よく札所を回る為、6時半には起床し、最初の札所には7時半までにに着くようにしていました。
7時半から30分で本堂、大師堂を参拝し、8時に納経所が開くので御朱印をもらうようにしました。
そして14時から15時には、その日のキャンプ場を探し、スーパーで夕食を買い物を行い、17時くらいまでにはキャンプ場に到着、暗くなる前にテントの設営を完了させました。
本堂の参拝の手順
・ロウソク1本とお線香3本に火をつける
・納め札を納札箱に納める
・お賽銭を納める
・経本を見ながら以下のお経を順番に音読します。
「開経偈(かいぎょうげ)」
「懺悔文(ざんげぶん)」
「三帰(さんき)」
「三竟(さんきょう)」
「十善戒(じゅうぜんかい)」
「発菩提心真言(はつぼだいしんしんごん)」
「三摩耶戒(さんまやかい)」
「般若心経(はんにゃしんぎょう)」
「ご本尊の真言」
「光明真言(こうめいしんごん)」
「御宝号(ごほうごう)」
「回向文(かいこうぶん)」
大変そうに見えますが、経本にはすべてフリガナがついているので、参拝を繰り返すうちに口になじんできますので安心して下さい。
大師堂の参拝の手順
・ロウソク1本とお線香3本に火をつける
・納め札を納札箱に納める
・お賽銭を納める
・経本を見ながらお経を順番に音読します。
本堂のお経の手順を繰り返しますが、大師堂では「ご本尊の真言」は不要となります。
2.4番札所 大日寺 (ご本尊:大日如来)
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山懐に抱かれた静かな寺院で、美しい西国三十三観音像を観ることができました。
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3.5番札所 地蔵寺 (ご本尊:勝軍地蔵菩薩)
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地蔵寺の駐車場からバイクで2分のところに奥の院があります。
拝観料は200円かかりますが、奥の院の羅漢堂のうすぐらい回廊に並ぶ五百羅漢はとても迫力があり必見です!!
4.6番札所 安楽寺 (ご本尊:薬師如来)
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かつて弘法大使が温泉を発見したことから温泉山の山号をもつお寺です。
伝説の温泉は、現在の安楽寺の場所から2㎞離れているそうですが、当時は広大な寺領を有していたそうです。
5.7番札所 十楽寺 (ご本尊:阿弥陀如来)
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寺の名前は、弘法大師が、この世の苦しみから離れて極楽浄土にある10の安楽が得られるようにという思いを込めて命名されています。
6.8番札所 熊谷寺 (ご本尊:千手観音菩薩)
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四国霊場のなかで最大級の仁王門を構える熊谷寺、バイクや車で移動すると仁王門の先の駐車場に着いてしまうため、一旦引き返して仁王門を見てから参拝する方がいいかも…
7.9番札所 法輪寺 (ご本尊:涅槃釈迦如来)
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のどかな田んぼに囲まれたお寺で、八十八ヶ所で唯一の涅槃釈迦如来像がご本尊となっています。
8.10番札所 切幡寺 (ご本尊:千手観世音菩薩)
1番札所からスタートしたお遍路が最初に出会う山寺で、急こう配の333段の石段があり、女厄坂、男厄坂を上り切ると、やっと本堂となります。
9.11番札所 藤井寺 (ご本尊:薬師如来)
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弘法大師が藤の花を植えたことからお寺の名前がつけられています。
本堂に入ることはできませんが、入口から天井を見てみて下さい。
大迫力の30畳ほどの巨大な竜の天井画をみることができます。
10.本日の寝る場所
施設使用料大人(高校生以上)200円・小人(小・中学生)100円、サイト使用料テント専用1区画520円、宿泊施設バンガロー4480円
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【下記方法で必ずアクセスして下さい】
国道192号・438号で佐那河内村方面へ。
佐那河内村役場手前のコンビニがある交差点を左折し、案内看板に従い現地へ。
《アクセス方法には要注意》
ナビに入れると大変なコースに誘導されますので要注意です!!
《キャンプ場の感想》
非常にきれいに整備されてたキャンプ場です。
しかし、標高650mの山の上に位置するため、すごい強風の中でのキャンプとなりました。
なおかつ、私の使用した区画の側に前週、雷が落ちたとのことで、恐怖を感じながら眠りました。
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