【6日目】お遍路×ソロキャンプ×ハンターカブの旅

四国八十八ヶ所お遍路の旅をベースに、「ソロキャンプ」×「ハンターカブ」の要素を組み入れた旅をしたら面白いのではないかと考えて実施してみました。

結論は、結構大変でしたがとても楽しかったので、今後125㏄バイクでのお遍路を考えている人の参考になればと思い、記録を残しておくことにしました。

【準備編】お遍路×ソロキャンプ×ハンターカブの旅
【1日目】お遍路×ソロキャンプ×ハンターカブの旅
【2日目】お遍路×ソロキャンプ×ハンターカブの旅
【3日目】お遍路×ソロキャンプ×ハンターカブの旅
【4日目】お遍路×ソロキャンプ×ハンターカブの旅
【5日目】お遍路×ソロキャンプ×ハンターカブの旅

1.30番札所 善楽寺

2.31番札所 竹林寺

3.32番札所 禅師峰寺

4.33番札所 雪蹊寺

5.34番札所 種間寺

6.35番札所 清瀧寺

7.36番札所 青龍寺

8.本日の寝るところ

1.30番札所 善楽寺

「厄除け大師」として知られており、交通安全などを祈願すると霊験があらたかなお寺です。

2.31番札所 竹林寺

『土佐の高知のはりやま橋で坊さんかんざし買うを見た~』で有名な「よさこい節」の舞台のお寺です。

時は江戸時代、竹林寺の住職をしていた純信(じゅんしん)、僧侶の身でありながら、鋳掛屋の娘で20歳年下のお馬と禁断の恋に陥ります。
 
しかし、話は少し複雑です。
 
『土佐の高知のはりまや橋で、坊さんかんざし買うを見た~』と歌われている、はりまや橋でかんざしを買ったお坊さんは、実は純信ではなく、竹林寺の慶全という若い修行僧だったのです。
 
最初、お馬は慶全と良い仲でしたがでしたが、次第に慶全の師にあたる住職の純信に好意を持つようになりました。
 
慶全は、お馬の心をなんとか取り戻したい思い、はりまや橋でかんざしを買い求め、お馬に贈りましたが袖にされます。

失恋した慶全は、お馬と純信の仲を裂こうと、純信がはりまや橋でかんざしを買い、お馬に贈ったと嘘の申し立てをしました。
    
その話は、たちまち高知城下で広く噂となり、純信とお馬は住み難くなり、駆け落ちをしました。

その後、琴平の旅籠で捕まった純信とお馬は、高知城下でさらし者とされ、その後追放刑を受けました。
 

3.32番札所 禅師峰寺

土佐湾の海岸近くの標高82mほどの峰山の頂上にあることから、地元では「みねんじ」「みねでら」「みねじ」と呼ばれ、親しまれています。

また、境内は奇怪な岩石が多く、幽寂な雰囲気を漂わせているお寺です。

4.33番札所 雪蹊寺

土佐湾の観光地・桂浜から西へ約4キロほどに位置し、八十八ヶ所の中で2ヶ寺しかない臨済宗妙心寺派のお寺です。

5.34番札所 種間寺

弘法大師が唐から持ち帰った五穀の種を蒔いたという伝承から名付けられたお寺。

本尊は、安産の薬師さんで、「底が抜けひしゃく」に人気がある。

そのこころは、「底がぬけて(産道の)通りがよくなるように」とのことです。

6.35番札所 清瀧寺

高さ15mの巨大な薬師如来像が出迎えてくれるお寺です。

7.36番札所 青龍寺

弘法大師が唐で修業中に師事した恵果阿闍梨(けいかあじゃり)の寺、青龍寺から名前を頂いた由緒あるお寺です。

8.本日の寝るところ

松葉川林間キャンプ場(無料)

キャンプ場の近郊には、スーパー等のお店が全くないため、36番札所から移動の途中の町で夕食等の食料を購入しておくことを強くお勧めします。

松葉川渓谷の中に位置するキャンプ場で、私の携帯では電波をひろうことができませんでした。

また、夜中にトイレで目覚めた時、あまりの星の多さに感動したことを覚えています。